ストレスと睡眠

神経性ストレスが入眠障害に

入眠には脳の鎮静が何よりも必要ですが、解決困難なストレスがあり、過度の興奮や緊張を強いられると入眠障害を引き起こすことになってしまいます。

複雑で忙しい現代人は、仕事によるストレスがたまることが多く、人間の付き合いや交通事情など、社会環境が要因で引き起こるストレスも少なくありません。仕事に追われたり、生活の中でいやなことが多くなるとストレスがたまってきます。ストレスによる過労のために自律神経が失調状態になると、体温調節がスムーズに行われず、風邪をひきやすくなったり、神経性の病気にもかかりやすくなります。

神経がたかぶってなかなか寝つけないときは、すぐふとんに入らず、軽い全身運動で気分転換をして、ぬるめの風呂にゆったりと入るのも良いでしょう。逆に、肉体労働で疲れたときは、熱めの風呂にさっと入り、疲労回復のため甘いものを少し補給して、好み音楽や趣味の楽しみにゆったりした時間を過ごすことが安眠への近道です。

どうしても気になる事項に関しては以下のように考えると良いでしょう。
はじめに、自分自身で処理しなげれならず他の人に任せられないことは、手順を決めて整理するようにして、可能な限り余裕のある計画を立てて焦る心を落ちつかせる。
他の人と協力してできるものは、事情を理解してもらい、出来る限り任せる。自分自身でどうにもならないことは、十分努力を持たせて計画表を作り、今日の事柄を終えたことに感謝し、明日の活動を決めると眠りにつきやすくなるのではないでしょうか。