よくある質問(綿わた布団編)

Q:1 綿わたふとんのリフォームはどんな事をするの?

A:1 まず綿わたを「打ち直し」します。 「打ち直し」とは、つぶれて固くなった綿を機械でほぐす作業です。

「打ち直し」で綿をふわふわにして空気を含む用にして側地に綿を入れて仕立てます。

掛布団の場合は、軽いほうが良いので打ち直しの時にポリエステル綿を混入して仕立てます。

敷布団の場合は、ふわふわすぎると良くないので固綿中芯を中心に入れて仕立てます。

当店では打直す前に酸化エチレンガスで殺菌乾燥をしますのでダニや細菌は99.9%死にます。でもダニの死骸やフンは残っていますので打ち直しの工程で取り除くことができます。

Q2: 綿わたふとんのリフォームは何年に1回で何回で買い替え?

A:2 毎日使っているふとんかどうかと掛ふとん敷ふとんで違います

毎日使っている掛布団は、衛生面と保温力から考えて4~5年に1回リフォームすることをおすすめします。

毎日使っている敷ふとんは、せんべいふとんになる前の3~4年に1回リフォームすることをおすすめします。敷ふとんは体重がかかるのでつぶれて固くなりがちで空気を含まなくなるので、冷えの原因になります。

今使っているふとんの綿が良質なものならリフォームの時に良質の原綿を追加すればリフォームを4~5回しても大丈夫ですので20年は買い替えの必要がありません。全てはふとんの綿が良質なものかどうかで決まります。

Q3: 綿わたふとんの丸洗いは何回まで?

A:3 綿わたの丸洗いはあまりおすすめできません。わたの油脂分が抜けて脱脂綿になってしまうからです。せいぜい2~3回が限度でその後は買い替えになります